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ウォシュレットの正しい使い方って、よく分かりませんよね。
人に聞くのも恥ずかしいもので、自己流になることも多いもの。
ウォシュレットは、正しい使い方をすると、より快適に使えます。
この記事では、ウォシュレットの正しい使い方を10のポイントで紹介します。ぜひ、じっくり読んでみてください。
もくじ
「排便前」の利用は「NG」。
水の刺激で便意を促してはいけません。
水の刺激で便意を誘発することが常態化すると、自力で排便する機能が衰え、通常の自然な便意が起きにくい体質になってしまいます。そして、さらに便秘が悪化してしまうでしょう。
便秘などでなかなか便ができない時に、「ウォシュレットの水で刺激を与え便意を誘発して、便を出そうとする人」がいますが、よくありません。
通常、便が肛門付近に集まると神経が反応して自然と便意が訪れるものです。無理やり便を出そうとトイレに籠らず、必ず、便が出そうになってからトイレに行きましょう。
ウォシュレットは必ず排便後に利用しましょう。
「水温は高く」設定。
お尻の汚れは水温が高いほど溶けやすい。
前に使った人が温度を下げている場合があるため、確認が必要です。
ウォシュレットを利用する時は、あらかじめ「水温は高く」設定しておきましょう。
「水の強さは一番弱く」設定。
強いと肌の粘膜が流れ炎症にもつながる。
肛門の周りには、直腸にバイキンが侵入しないように粘膜が分泌されているのですが、強い水圧だとその粘膜まで洗い流してしまいます。粘膜が流れてしまってからトイレットペーパーで強くこすると、お尻の皮膚を傷め、そこから炎症が起こることもありえます。
また「便器の汚れ防止」という面もあります。水圧が強いと、強烈な水が発射されて、見ずがはねて便器に飛び散ってしまう場合があります。
ウォシュレットを利用する時は、あらかじめ「水の強さは一番弱く」設定しておきましょう。
弱い設定でキレイに汚れはおちる?
弱い水流で十分です。実は、水圧が強いからといって汚れがキレイになるわけではありません。
水圧のレベル設定が無い場合は?
古いタイプや安いタイプなどのウォシュレットで、水圧のレベルタイプが選べない場合は、水の圧力が弱まって感じるくらい「少しお尻を持ち上げて」、利用してください。
「好み次第」で「先に」軽く汚れを拭く。
はじめに 流す or 拭く は好み次第。
ウォシュレットの大きな疑問の一つに、汚れを「はじめからウォシュレットで流すのか」「はじめはトイレットペーパーで拭くのか」という点があります。
なんと業界団体が「好みに応じてどちらでもいい」という見解を出しています。
トイレや洗面室など、水まわりにかかわる設備機器を対象としている業界団体の「日本レストルーム工業会」が、「どちらでもいい」という見解を出しているんです。
先にトイレットペーパーで汚れを拭きたい方は、拭きましょう。
先に拭く時は「軽く」拭こう。
無理にこすると、肛門周辺の皮膚を傷つけてしまうことになります。
ちなみに、大容量で人気のコストコのトイレットペーパーがネットでも購入できますよ!
トイレットペーパー単体利用より、ウォシュレットと併用が望ましい。
便の汚れは、ペーパーで取り切れないが、お湯に溶けやすい。
トイレットペーパーで拭いた時、水分はとれますが、実は「汚れは取り切れません」。拭くという行為が、逆に「お尻の周りに便をなすりつけ、汚している」という一面もあるです。便はお湯に溶けやすい性質があるので、ウォシュレットで洗う方がキレイになります。
なお、便には、インドール、スカドールという化学物質が含まれていて、これが皮膚に多く残っていると、炎症を起こすこともあります。
ウォシュレットだけの利用の時、衛生面は大丈夫?
大丈夫です。昨今の機種では、お尻の洗浄の前後に、自動でノズルを洗浄する機能もあります。
「5・6秒」洗い流す。
長時間洗流しも,肌粘膜が流れ,肌荒れ原因に。
長い時間洗い流すと、腸の粘膜を保護している膜液を流してしまったり、直腸(お尻の穴のすぐ先)に有害な菌が侵入しやすくなって、お尻の穴周辺の肌荒れをおこしてしまいます。女性の場合、長時間あて続けると、腸内環境を保っている善玉菌まで洗い流してしまうこともあります。
ウォシュレットの使い過ぎが原因で肛門の皮膚が取れすぎる「トイレシャワー症候群」で病院にかかる人が増えているともいわれています。
ウォシュレットで洗い流す時間は「5、6秒」長くて「10秒程度」にしましょう。
5・6秒でキレイになる?
洗い流すことが目的の時、5・6秒あてればキレイになります。
操作:「おしり」「洗浄」ボタンを押す。
機種によって「おしり」や「洗浄」といったボタンがあるので、そこを押します。
操作:「やわらか」ボタンがある機種も。
「やわらか」というボタンがある場合は、そちらを押します。
洗浄の弱さを最弱で開始するボタンです。水圧は弱い方が望ましいため「やわらか」ボタンを押しましょう。特に、痔や下痢気味などで、お尻の穴周辺部の調子がよくない方の場合、よりいいでしょう。
「お尻の周囲」を洗い流す。
お尻の穴:肛門 を狙ってはいけません。
腸内まで水を入れて洗ってしまうと、大腸炎や、直腸炎をになってしまう場合もあります。皮膚炎や痔になってしまうことや、女性の場合、長時間あて続けると、腸内環境を保っている善玉菌まで洗い流してしまうこともあります。
ウォシュレットでは、お尻の周りを洗い流すイメージで利用しましょう。
操作:「ムーブ」ボタンを押す。
洗浄ノズルが前後に動き、お尻の周辺部を広範囲に洗浄する機能です。
「おしり」「洗浄」ボタンを押した後、「ムーブ」ボタンを押すと動作が開始され、もう一度「ムーブ」ボタンを押すとムーブ動作が停止されます。
なお、「ムーブ」ボタンがなく、「おしり」「洗浄」ボタンが、この機能を併せ持っている場合もあります。その場合、ボタンを押す時、一度目が「洗浄開始」、二度目が「ムーブ開始」、三度目が「ムーブ停止(通常の洗浄のみ)」という動作になります。
「ムーブ」ボタンが無い時は、お尻を動かす。
ムーブボタンが無い時は、お尻を動かすことで、肛門の周辺に水があたるようにしましょう。
「ビデ」ボタンは女性が生理時や産前後に利用
「ビデ」は便の後に利用するものではありません。
「ビデ」は、女性が生理時に不快感を解消するためであったり、産前・産後に清潔感を保つためなど、普段より一層清潔に気を配らなければいけない時に、リフレッシュのために利用するものです。
「おしり」や「洗浄」ボタンと水の出る角度が違い、より前方に噴射されるように設計されています。なおあくまで外陰部を洗うもので、膣内を洗浄するものではありません。
あまり水圧を強くすると粘膜を傷つけてしまうので注意しましょう。また、「ビデ」自体の清潔さにも注意してください。
「トイレットペーパーで」ふき取る。
汚れではなく、水分を拭き取る。
ウォシュレットには「乾燥機能」もありますが、乾くまで時間がかかってしまうために、トイレットペーパーで乾かすことが現実的です。
拭き取るのは、「汚れ」ではなく「水分」です。お尻の肌を傷めないようにやさしく拭き取りましょう。
時間があれば「乾燥機能」を「5秒」使う。
しっかり乾燥でき、かぶれを防げる。
時間がある方は「乾燥機能」を利用しましょう。しっかりと乾かせるために、蒸れやかぶれを防ぐことができます。
「乾燥機能」は乾くまで時間がかかるために、時間がある方の場合でも、あらかじめ軽くトイレットペーパーでお尻周辺の水を拭き取ってから「乾燥機能」を使用する方が現実的でしょう。
使用後「便器や便座を拭く」
濡れたまま放置すると、雑菌繁殖の原因に。
ウォシュレットをもし強く長い時間利用すると、便座の内側や便器が水でビショビショになっている場合もあります。濡れを放置すると、雑菌繁殖の原因になってしまいます。
念のため、ウォシュレットを使用した後は、水や汚れの飛び散りがないか確認を行って、もし汚れているようであれば、掃除しましょう。
弱く短い時間で利用している場合は、便座の内側や便器に汚れが飛び散ることは、ほとんどありません。
使用後「温度・水量の設定を再確認」。
次に利用する方に配慮しよう。
「温かく」し、強さは「最弱」の設定にしておきましょう。例えば「最強」になっていて、次の方が知らずにそのまま利用するとビックリしてしまいます。
その人がもしお尻が弱い方(切れ痔の人など)だった場合、それだけでお尻から出血してしまうことなどもありえます。
ウォシュレットの使い方10のポイントまとめ
①「排便前」の利用は「NG」。
②「水温は高く」設定。
③「水の強さは一番弱く」設定。
④「好み次第」で「先に」軽く汚れを拭く。
⑤「5・6秒」洗い流す。
⑥「お尻の周囲」を洗い流す。
⑦「トイレットペーパーで」ふき取る。
⑧ 時間があれば「乾燥機能」を「5秒」使う。
⑨ 使用後「便器や便座を拭く」。
⑩ 使用後「温度・水量の設定を再確認」。
ウォシュレットの正しい使い方が分かりましたか?ぜひ、安全に、衛生に利用してくださいね。
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(関連参考記事)
いかがでしたか?
ウォシュレットの正しい使い方が分かりましたでしょうか。間違った使い方をしないように気をつけてくださいね。
ワシは今まで、ついつい気持ちいいからとウォシュレットは一番強いパワーで、何十秒も使ってしまっていたワイ
ミーは、冷たい水の方が好きだから、お湯を使わないでしまってイマシタ。ソーリー。
小生は体が長いので便器気味で、ついつい、水で刺激を与えてしまっておりました。
えー、みんな、間違った使い方をしてばかりじゃないですか。今日のこの解説をしっかり覚えて、ぜひウォシュレットの正しい使い方をしてくださいね!
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