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この記事では、瓦(屋根瓦)の修理費用についてご紹介します。
瓦ずれや、雨漏りなどの補修値段・相場などです。台風の被害を受けた方などはじめ、ぜひしっかりご確認ください。
瓦修理の費用・値段相場。台風など【 重要点・1分まとめ 】
1分間で【この記事のまとめ】として次の3つをご紹介します。
① 修理が早い方がいい理由
② 費用・値段・相場
③ 人気保険を利用した0円修理
ここを読めば「瓦屋根の修理費用」について分かります!
瓦の修理は早めに
瓦の修理は早く行わないと腐食が進み、修理代の増加や最終的には崩落にもつながります。
瓦のヒビから雨水が染み込むと、屋根が腐食します。
もし、さらに家の躯体・柱まで腐食すると、家の構造全体の修理が必要になり、修理費が増えてしまいます。
さらに、長く放置し続けると、最悪、屋根の崩壊などにつながってしまう場合もあり、早い修理が必要です。
瓦の修理手配は、もし大規模災害時であるほど急ごう。
もし、台風で被害を受けたのであれば、より修理手配を急いでください。
もし大災害の場合、修理業者への依頼件数が膨大に重なり、修理の順番が来るまで約1年近く待つ場合もあります。
例えば2019年秋の台風15号では、千葉県内では屋根修理が1年待ち以上とも言われている地域が多くあります。期間が長くなるほど、不便な生活が続きます。
費用・値段・相場
屋根瓦の修理費用は、約1万円~。
修理費用の相場は1〜5万円程度の安い工事も多く、以下が一目安です。
・瓦交換:1枚約1~3万円
・簡単な雨漏り補修:約3~5万円
・瓦ずれ補修:約5万円
また、漆喰補修で10~30万円の他、もし、家の瓦全体なら工事費も上がります。塗装で約40~80万円、葺き替えで約60~200万円などです。
保険0円修理について
人気屋根瓦の「修理」費用は、火災保険で実質0円になります。
火災保険を利用すれば、修理費が保険でカバーされ費用が実質0円になります。
現在、火災保険への加入率は約8・9割程度と言われ、マイホームをお持ちの方の大半が火災保険に入っています。
あなたのご自宅も加入している可能性が高く、保険適用される可能性が十分あるのです。
火災保険が適用される条件は?
「自然災害」が原因の被害がある場合に、火災保険が適用されます。
「台風、雷、雨、落雷、ヒョウ」などです。被害の大小ではなく、その「原因」によって保険支給が決まります。
そして、一見被害が無いように見える家にも、ここ1〜2年の台風や大雨などの影響がかくれている事も多いのです。
屋根瓦修理の火災保険の申請には難しさも。
ただし、屋根瓦修理の火災保険の申請には、難しい面があります。
もし申請で曖昧な内容があると、申請が却下されたり、保険金が減額されてしまうのです。
次のような、申請での失敗ケースがよくあります。
・被害箇所を撮影できない事も
・被害原因の判別ができない事も
・被害に見合った見積もりが作れない事も
・鑑定人と正確な応対ができない事も
以上で【重要点のまとめは終わり】です。
以下は補足です。ここまでの内容と一部重複します。
瓦修理の方法と費用・値段【以下、補足】
「修理費用はいくら?」
という点について、より詳しくご紹介していきます。
瓦ずれ直し・交換の費用
もし単なるヒビでも、雨水が入ると腐食につながります。今すぐ修理した方がよいでしょう。
瓦ずれ直し・交換の費用(一目安)
・瓦の交換 1枚: 約10,000~30,000円
・瓦のずれの補修: 約50,000円
下地に問題が無いようであれば、ズレがある時に、瓦を元の位置に戻すだけで済む場合もあります。
本当に「瓦ずれ」だけの被害ですか?
一見、他に被害が無いように見える瓦屋根でも、他に被害が潜んでいる場合もあります。
例えばこちらの写真の家では、雨どいの変形で火災保険が120万円給付されたそうです。
茨城県のまだ築6年の住宅です。雨どいは確認する事が難しい場所で、被害が分かりづらいことが特徴です。
このように、屋根全体をプロの専門家に無料調査してもらうことで、思わぬ保険金が給付されることがあります。
「瓦ずれ」の修理を検討している方は、今すぐ相談の価値があります。
雨漏りの修理費用
雨漏りは、進行状況で修理費用が大きく変わってきます、今すぐ修理した方がよいでしょう。
雨漏りの修理費用(一目安)
・雨漏りの修理や補修 1か所: 約30,000~50,000円
・塗装のみのリフォーム: 約40~80万円 ※セメント瓦の場合に塗装も可能です。
・下階の雨染みを直す時 :+約5~20万円
・躯体まで被害がある時: +腐食状況次第
また「屋根瓦の谷樋を流れる雨量を適切に制御することも重要」出典です。
本当に「雨漏り」だけの被害ですか?
雨漏りが起きているような住まいには、他に被害が潜んでいる場合もあります。
例えばこちらの写真の家では、外壁の傷で火災保険が145万円給付されたそうです。
岩手県の築20年の住宅です。外壁にある細かな傷まで、合わせて保険の対象になることがあります。
このように、家全体をプロの専門家に無料調査してもらうことで、想像以上の保険金が給付されることがあります。
「雨漏り」の修理を検討している方は、今すぐ相談の価値があります。
葺き直し・葺き替え費用
屋根瓦を修理する業者の方法は大きく2つに分かれます。
① 葺き直し(ふきなおし):問題のある屋根瓦だけを、修繕・交換する工事です。
② 葺き替え(ふきかえ): 屋根瓦全体を変える工事です。
瓦のズレから雨漏りなどにもつながりかねません。問題が悪化しないうち、今すぐ修理した方がよいでしょう。
屋根瓦 修理(一部) 葺き直しとは
「葺き直し」とは、瓦や金属板など、既存の屋根材を再利用して、ズレや浮きがある部分をの屋根瓦を施工し直すことです。
また一般的には、葺き直し工事と同時に、雨漏りの補修や雨樋の補修・交換工事を行います。
葺き直しの費用
・部分的な修理:約5~15万円
・ 瓦: 約8,000~12,000円 /㎡
・本瓦: 約50,000円~/㎡ ※寺や城などで使われる高級な瓦です。
屋根瓦 修理(全体) 葺き替えとは
「葺き替え」とは、瓦や金属板など、既存のものを撤去して、新しい屋根材で葺き替えることです。築30年がたつころには「葺き替え」が必要となってくるでしょう。
こちらも同様に、同時に雨漏りの補修や雨樋の補修・交換工事を行います。
葺き替えの費用
・葺き替え: 約60~200万円
材旅費、足場代、人件費、諸経費などがかかります。
特に、 葺き替えが高くなる理由
屋根瓦の修理はそれなりの金額がかかりますが、それには理由があります。
屋根修理の職人は限られる
外構や内装、水周りのリフォームと異なり、屋根の上に登って作業できる職人には少ないです。そのため、特に腕のいい職人を中心に、人件費は高くなる傾向にあります。
屋根修理に足場が必要になる
屋根修理は、落下の危険防止のために、足場を組むことが多いです。足場を組める職人も限られ、また足場代自体も費用がかかるため、高くなります。
漆喰の塗り直し費用
また合わせて、瓦のつなぎめの役割を果たす漆喰の塗り直しを行うこともあります。近年では補修できる職人の数も減ってきています。
・漆喰の補修: 約10~30万円
・谷樋の交換:約5,000円~ /㎡ ※屋根と屋根の谷部で雨漏りの原因になりやすい箇所です。
瓦 自己メンテナンス方法
という場合の応急処置についてご紹介していきます。
屋根瓦の応急処置の注意事項【重要】
屋根にあがっての作業はとても危険です。
怪我をされてしまうこともあるため、基本的には必ず、プロの屋根修理業者に修理をお願いしてほしいです。
ただ一応、瓦屋根を応急処置的にご自身で修理する方法を簡単にご紹介します。業者に依頼する方は読み飛ばして下さい。
基本注意点:屋根瓦は「谷」を踏む
瓦屋根の上を歩く時は、必ず谷の部分を縦に踏むようにして下さい。
屋根瓦の山部分を踏んだリ、横に踏むと瓦が割れてしまうことがあります。
屋根瓦 修理①「防水テープ」
屋根瓦の一時的な修理方法には「防水テープ」があります。
割れた屋根瓦を一度取り除いて、その瓦を一度キレイに拭きます。割れている箇所に防水テープをはって、元通りに戻して完了です。
利用する防水テープはニトムズのものがおすすめです。
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また、もし同じ屋根瓦材がある場合、割れた瓦を新しい瓦に取り換える方法もあります。
上記の動画で、瓦の交換方法を見ることができます。
瓦は釘などで固定されているわけではないので、割れた瓦を外して、新しい瓦を元の位置に戻すだけです。
屋根瓦 修理③「パテで接着」
また、屋根瓦のヒビを「パテで接着」させる方法もあります。
割れた屋根瓦をとり清掃し瓦パテを塗り込みます。また、瓦の下支えをガルバリウム鋼板で作成し、掃除した下地に先にのせてから、瓦を乗せて完了です。
瓦パテは、家庭化学工業のものがおすすめです。
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このように、ご自身でも応急処置的な修理はできます。
しかし、屋根の上は危険なために、プロの修理業者に依頼をしましょう。
瓦屋根の修理で、保険適用までの流れ
火災保険の適用は、次のような流れで進みます。
1 お問合せ
2 日程調整
3 調査
4 見積書・申請書作成
5 保険会社の確認
6 保険金のお支払い
プロの専門家に調査を依頼することで、正しい調査と、最善な見積書・申請書の作成につながります。
瓦修理を怠る危険性
「どんな時に修理は必要?」
という点について、あらためてご紹介していきます。
瓦屋根のヒビなどは雨水が染み込んで屋根が腐食し、最悪、屋根が崩落することもあります。
こちらの画像は、地震被害などではありません。雨漏りを放置した結果、屋根が崩落した画像です。
雨の染み込みによるヒビやボロボロの腐食が「瓦 ⇒ 瓦の下地 ⇒ 屋根の骨組み」と徐々に進行し、屋根強度が低下。
雨水や瓦の重みで大きな穴があいて、屋根が崩壊してしまうのです。
屋根瓦 修理補修のタイミング
屋根瓦の修理のタイミングには、屋根瓦に「ヒビ」や「欠け」、「漆喰のはがれ落ち」、「鬼瓦の傾き・隙間」などを見つけた時などです。いずれも雨漏りにつながってしまいます。
瓦屋根のヒビや欠けは、雨水の染み込みにつながってしまいます。
また「漆喰」は屋根瓦の継ぎ目に使われているものです。「漆喰の剥がれ落ち(例:画像左下)」も継ぎ目からの雨の侵入につながります。
「鬼瓦の傾き・隙間」というのも漆喰の劣化サインの一つです。
「軒の曲がり」「屋根の波打ち」も修理サイン
なお、軒部分は特に風雨のあたりが強く、傷み・雨漏りの原因になりやすい場所です。地震などによる「軒の曲がり」は修理サインです。
また「屋根全体の波打ち」状態は、下地が腐ったり白アリがいる可能性があります。屋根裏や下地まで調べてもらいましょう。
屋根リフォームでは悪徳リフォームに注意。
世の中の、リフォーム業者の中には、悪質な営業や施工を行う業者もいて、特に屋根工事・修理を利用した悪徳な訪問販売には注意をする必要があるもの現状です。
屋根は登らないと見えないところであることを利用し、嘘の報告で、騙す悪徳業者がいるのです。
国民生活センターによると、2012年~2016年の間、毎年6,000件を超える訪問販売によるリフォーム工事のトラブル相談が寄せられています。(出典)
騙されないように、信頼ある業者に依頼すること、また、複数業者を比較することが重要になってきます。
屋根瓦 修理チェックの目安
屋根の構造材の腐敗といった手遅れが生じないように、本来、屋根瓦は築10年後・20年後・30年後と、定期的にチェック・メンテナンスを行うことが理想的です。
・築10年頃: 漆喰が劣化して崩れ始めてくる頃です。
・築20年頃: 屋根瓦のヒビ・割れ・ズレなどが発生してくる頃です。雨漏りがおきる場合もあります。
・築30年頃: 屋根瓦の内部がスカスカになっている事も多く、屋根瓦を全て新しくする「葺き替え」が望ましい頃です。
屋根瓦の種類別の耐用年数
特に、陶器瓦ではなくセメント瓦の場合は耐用年数が短いです。セメント瓦はより早めにメンテナンスを心がけましょう。
・釉薬ありの陶器(日本)瓦:約60年
・釉薬なしの陶器(日本)瓦:約40年
・セメント瓦(無塗装の場合):約20年
屋根瓦 メンテナンス「雪国」の場合
特に雪が多く降る地域の場合「1年に1回」、屋根のチェック・メンテナンスを行うことが望ましいです。
定期的なメンテナンスやチェックを通じて、屋根瓦に「ヒビ」や「欠け」、「漆喰のはがれ落ち」、「鬼瓦の傾き・隙間」などを見つけた時は、修理の必要があります。
雨漏り調査について
屋根の雨漏りが考えられる時に、まず「雨漏り調査」を行う必要があることもあります。
雨漏り調査を行うことで、「原因が正確に分かる」「適切な対応をとることができる」という利点があります。
実際の対策を行う前に「ムダな工程や修理を省く」ことにもつながります。
雨漏り調査の方法
・雨漏りが疑われる場所に水をかける
・雨漏りが疑われる場所に特殊塗料をかける
・赤外線調査で雨漏り箇所を探す
雨漏り調査の料金
目安として、約10~20万円程度かかることもあります。
雨漏りの箇所が明らかに特定できている場合は必要ありませんが、場所が分からない場合に調査が必要になる場合もあります。
瓦修理の補足事項
外壁塗装で足場有効活用
さらに屋根瓦の修理をお得に活用する方法もあります。
足場を有効活用。外壁塗装も一緒に実施
屋根瓦の修理には、足場の設置として 約15~25万円かかることは先ほどご紹介した通りです。
ここで、そのせっかくの足場の設置を有効活用する方法として「外壁塗装」も合わせて行うことがあげられます。
「外壁塗装」は、壁の塗料を塗り替えることで、美観を保つとともに、耐用年数も延ばし、家の資産価値を高めることにつながります。
外壁塗装は一般的に「10年に1度」程度行うことが望ましいとされていて、外壁塗装にも足場が必要になるのです。
家の修理やメンテナンスの度に何回も足場を組むことは費用の損失。
屋根瓦の修理を行う時に、一度、外壁塗装も一緒に検討することがおすすめです。
瓦修理の費用・値段相場(おわりに)
・あなたのご自宅の屋根瓦。そのヒビやズレ・割れなどは放置していると雨水が染み込み屋根が腐食することがあります。
・何もせず雨漏りや屋根崩落などの被害を受けないためにも必要になるのが【 屋根瓦 修理 】です。
・【屋根瓦 修理】費用目安は状況に応じて様々ですが、火災保険が適用され0円になることも多々あります。
・屋根にあがっての作業はとても危険です。怪我をされてしまうこともあるため、基本的には必ず、プロの屋根修理業者に修理をお願いしましょう。
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